昔の女性に学ぶヘアケア法

昔の女性に学ぶヘアケア法

女性が毛髪の美しさや髪型にこだわり、さまざまなヘアケアに取り組むのは、今も昔も変わりません。平安時代の宮廷に仕える女性たちが長い黒髪の美しさを競っていたのは、有名な話です。育毛剤もトリートメントも無い時代、昔の女性たちは何でヘアケアをしていたのでしょうか。現代の女性にも参考になる点がたくさんあるかもしれません。

 

まず、昔は今のようにシャワーやお風呂の設備が整っていなかったので、洗髪をする回数がかなり少なかったそうです。宮中の女性は数ヶ月から1年に1回、江戸時代でも1ヶ月に1回が一般的だったと伝わっています。
そんな昔の女性たちがヘアケアに活用していたのが、くしです。古代には麦の茎や稲を粉末にしたものを毛髪にまぶしつけてからくしでとかしていました。平安時代は米のとぎ汁や「さかねづら」という植物の汁に毛髪をひたし、丁寧にくしでとかしていたそうです。米のとぎ汁やヌカは、今でも肌や髪の手入れに使いますね。くしでとかすと、ホコリやアカを取り除けます。頭皮に刺激が加わり、血行も良くなるでしょう。
江戸時代になると、ふのりや灰汁、お茶、小麦粉で毛髪の油分を取り、ツバキ油で毛髪にツヤを出していました。昔の女性の創意工夫が伝わってくるようです。育毛剤がある現在の女性を見たら、昔の女性が羨ましく思うかもしれません。